2022.02.17
当教室では毎年、12月に行われるカワイうたのコンクールに、生徒さんが何名か参加されます。ピアノより歌の方が好き、という生徒さんもいてピアノのコンクールは沢山あってもうたはなかなかないので有難いコンクールです。
初めのうちは恥ずかしそうに声も出ない生徒さんも、リハーサル会などを通し、また毎日ご自宅でも一生懸命練習して、本番は大きなホールで前を向いて堂々と歌うことができるようになりお母様方も感動!
ピアノは横を向いて演奏するのでお客様は見えませんが歌は真正面を向いて声を出すので、それはそれは緊張します。
ステージでは、足が震えたという子も多いです。私は伴奏を弾くので楽屋でも一緒に行動しますがどの子も思わず肩を抱いてあげたくなるほど緊張しています。
立派に歌い終わって、ステージからほっとして戻った時の笑顔は忘れられません。
予選通過して4人の生徒さんが神奈川大会に進むことができました。
1つのステージは、100回のレッスン以上の価値があると言われますが本当にそう感じます。
うたのコンクールを経験したお子さんは、学校などでも人前で発表するときに堂々とできるようになる、その度胸とマナーが身につくと思います。小さな自信の積み重ねがお子さんには必要ですね。
何より一生懸命歌っている姿はどのお子さんも応援したくなり、歌声っていいなあ、音楽っていいなあと思えると思います。