2026.01.28
新年のご挨拶をしないまま、1月末となってしまいました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、ショパン国際ピアノコンクールの年で、私も寝不足になりながら楽しく応援しました。
大好きな地元出身のピアニストも、ショパンコンクールや他のコンクールに出場し、
私も3回リサイタルに行って応援してきました。
そして、その中でショパンコンクールで、さらにもう1人好きになったピアニストの出会いがありました。
昨日は、そのピアニストの演奏を聴くため、ショパン国際ピアノコンクール入賞者ガラコンサートに行ってきました。
(ガラコンサートに関してはInstagramに詳しく載っています)
ショパンコンクールの配信を通して、たくさんのコンテスタントが、同じ曲を課題として演奏したので、比較して観る機会があり、その中で、楽曲の大体スタンダードな弾き方、そして、こういう解釈もある、こういう表現や音色、身体の使い方もあるなど、、と大変勉強になりました。
また、卒業してからもレッスンを受けている身ですが、まだまだ弾いたことがない楽曲がたくさんあるので、勉強を続け、プレイヤーとしてリアルに生徒に伝えていけるように努力したいと思っています。
よく「どうして先生なのにレッスンを受けているの」と言われる事があります。
もちろん1人で曲を仕上げられないわけではありません。
しかし自分だけで弾いていると、自己流になりやすい、癖が出やすい、解釈が固定化しやすい。
楽譜を見て、自分なりに分析して方向性は間違えていなくても(間違えている場合もある)先生からは、この音を出すためにはこういう手段が必要、などと違った視点からのアドバイス、また伝統的なクラシック音楽に触れてきた先生からの言葉は重みがあります。
生徒のレッスンを通して、学ぶことや音楽を追及していくことは重要でありますが、自分が絶対にならないよう、2週に1回厳しいダメ出しを受ける事で、長年の経験で少し伸びつつある天狗の鼻を適度に折ってもらい、自分は努力を続けていく事ができます笑。
生徒が高いレベルや完成度で、自分で解釈を考えてピアノを弾けるようになるには、長い時間と努力を要します。
しかし、そればかりが音楽ではないと思っています。
コンクールで1番になるとかだけではなく、
どんな生徒でも、講師がちょっとした種を蒔く、日光や適度な温度水や肥料を与える、
(いろいろなアプローチ)
葉っぱ一枚でもでたら喜ぶ(成果が出る)
これが大切と思っています。
先日、グレードテストがあり、13級を受けた生徒が2人いました。
年齢も経験も違う2人、順調な時もそうでない時もありましたが、
2人の音色から、「努力」と、「自分の指導した音」が確かに聴こえた気がしました。
テキストに入っている曲で静かに涙しました。
どんな時も見守ってくださるお母さんのおかげと強く感じました。