2024.04.29
カワイコンクール東北大会に出場してきました。当教室からは、こどもコンクール連弾部門に3人。
小2生徒 銅賞
小5生徒 努力賞
小6生徒 銀賞
を受賞しました。惜しくも金賞には届きませんでしたが、そんなことは関係なく、今できる事をやりきったと思います。
。詳しくは、はまつピアノ教室Facebookにも載っています。
私が初めてコンクールで生徒と連弾をしたのは、新人の時で、その時の東北大会で演奏したのも、この広瀬文化センターでした。
(余談ですが、その時の教え子のお母さんとは今でも交流があり、先日その弟の演奏会に招待されて行ってきました)
その時は、右も左もわからないまま指導していて、頼りない先生だったと思います。
上司に指導していただいたり、研修会、また自ら演奏したり、数知れず経験し失敗しながら、初めて東北大会で受賞できるようになるまで、10年以上の時間を要したわけですが、
なんと言っても連弾をやる理由は、楽しいからです。
そして、本来ソロ楽器であるピアノは、正直なところ、テンポが崩れようが、どんな音量で弾こうが、ノンブレスで弾こうが、誰にも迷惑がかからない。良い意味で言えば自由、悪い意味でいうと、ひとりよがりになりがちな楽器です。
私は長い間オーケストラでヴァイオリンを弾いていたことや、今でも鍵盤で混ぜてもらうことがある事、伴奏をやらせていただく機会が多いのですが、特にオーケストラでは、アンサンブル慣れしていない事を痛感します。
やはり音楽の根本は、究極のところ呼吸だと思っています。
小さな生徒との連弾は、まだ小さなおてての子達でもはじめは先生主導ではあるものの気軽にできる、そしてそれが花開いていくと、連弾が上手くなるだけではなく、ソロでも音楽的に豊かに弾けるようになります。
音楽の基本がここにつまっているような気がして、取り組ませています。
コンクールでは、私(先生)も演奏するので、直前は、眠れないくらい緊張します。
それでも身体を張って、緊張と向き合い震える手を生徒に見せ、先生も身体を張ります。