2024.02.18
新年のご挨拶もしないまま、2月になってしまい申し訳ありません。
1月2月は、生徒のコンクール、プライベートでは、息子の受験、合格発表、新生活の様々な手続きがあり、慌ただしくしていました。
また、教室では2月3日に中1生徒がバッハコンクール全国大会に出場し、シンフォニア11番を演奏してきました。
バッハという作曲家の奥深さを、生徒も保護者も私も改めて感じる事ができました。
また、この楽曲をここまでの完成度で仕上げる事は、並大抵の事ではなく、生徒の根気強さと意気込みを感じました。
会場の東京の浜離宮朝日ホールは、とても素晴らしい響きのホールで、演奏の良さを存分に発揮できるホールだと思いました。
受賞は叶いませんでしたが、やってきた事をあそこまで再現できた事、響きの美しさを感じ、胸がいっぱいになり、涙が出ました。(泣いたことは恥ずかしくて隠しましたが笑)
審査員の講評も、とても勉強になりました。
2分という短時間で、演奏を聴き、とても勉強になる言葉の数々を書ける審査員の先生方は本当に素晴らしいと思いました。
改善すべき点も、良かった点もとても納得のいくものでした。
この生徒は、今まで欲しかった賞を受賞した事も、不本意だった事も、沢山の経験をしてきています。
良い結果もそうではない時も、本人なりに受けとめ、努力を続ける事が成長の糧となっています。
これは本人の努力もさることながら、保護者の方のご協力や応援の力も大きいと思います。
いつでも全力でピアノに向き合ってくださる保護者の方を心から尊敬し、頭が下がる思いです。
私は、子育てのあり方を、生徒の保護者を通して反省したり、参考にさせていただく事もあります。
私自身、まだまだ子育ては、途中経過であり、色々な苦労も多くしてきている方だと思いますので、悩みがある方に対しては、寄り添い、共感していきたいと思っています。
指導者として、生徒の保護者との関わりは最も重要な事のひとつと考えています。
お子さん(生徒)の成長を保護者と一緒に悩み、応援していきたいと思っています。