2021.09.07
第三回はまつピアノ教室 発表会
(in日本家屋 響きの宿さん)が無事終わりました。
9日前に予定していた会場が使えなくなり、バタバタと会場、日程変更。
調律、花、記念品、写真屋さん、運送屋さん、色々な手配のし直し。
プログラムや取り決めたことの決め直し、感染予防対策、決めることが多すぎて、頭がパンクしそうになりましたが、保護者の方のご協力、関わってくださった方々のおかげで、大成功しました。
コロナ禍という今まで経験したことのない中での発表会、それができなかった昨年、そんな中でも、子供達の頑張りや強さには、大人の想像を超えるものがあると実感しました。
「弾きたい曲を」
「限界を決めない」
「生徒を信じる」
…私が信念としていることです。
でも、こんな状況なので、生徒の親になったように演奏がとても心配でした。
しかも何が起こるかわからないのが本番。
そんな状況で、みんな私の予想を大きく上回る頑張りを見せ、キラリと光るものを出せたと思います。
1人1人、練習やレッスンでの苦労や葛藤を思い出し、グッときました。
今回は、感染予防対策として、一部と二部で、完全入れ替え制にして、それぞれのトリを大学4年のOG、高校3年の生徒に弾いてもらいました。
※大学4年OGの教え子は、ピアノという楽器の可能性を存分に感じられるリストのハンガリー狂詩曲を演奏してくれました。引っ込み思案だった昔の彼女からは想像できない堂々とした演奏でした。
私の手を離れ4年、大学で音楽を専門的に勉強してきた成果が出ていました。これから自分と同じようにピアノ講師を目指すそうです。
※高校3年の生徒は、音楽とは違う分野に進学予定ですが、スケルツォの2番を約一年かけて取り組みました。
緊張の中で弾き通すことの難しさ、メンタル面も心配でした。失敗するところがあっても、表現できる箇所を増やしていけば聴いている人に伝わる、とレッスンしていました。たくさん良いところが出せたと思います。
トリを務めてくれた2人には拍手喝采でした。