2020.12.07
導入期のレッスンで使うテキストの一つ
江口寿子 著『おみみの学校』
息子達が使っていた20年前くらいには
『イメージ聴音ワークブック』
と言う名前でしたが、
何年か前に『おみみの学校』となり1、2巻に
分かれました
(内容はほとんど変わっていません)
1巻では、テンポの遅速、音の強弱、音の高低、
調性の聴き取りをします
巻末にはそれぞれに使うオリジナルの譜面が
載っていますし、CD付きのテキストもあります
例えばテンポの遅速…は、ただ速いとか遅いを
聴き取るだけではなく、
ぞうさんってどんな動物?
どうやって歩くかな?
ねずみさんは~?と、
いっぱいいっぱいイメージを膨らませ
ぞうさんやねずみさんになって
身体を動かしながら、イメージを持って
音楽を聴いて行きます
音の強弱はかばさんとうさぎさん
身体の大きなかばさんは大きな足音だよね~
可愛いうさぎさんは優しい足音がする
と打楽器を使って表現してみたり
小さな生徒さんは楽しそうに聴き取り
順調に進んで行くのです
が...
私はここに来ると…
「来たっ!」
と思います
それは《調性》
長調と短調を聞き分けるページです
こればかりはちょっと困る時が多いのです...
曲によっては、短調の曲を弾いても
「笑ってる~♡」「楽しい感じがする~♪」
と生徒さんが答えるからです(笑)
もちろん長調、短調のお勉強はまだしていない
段階なので、
そして、あくまでもイメージですので
短調の曲を聞いて
笑っているゴリラさんに○を付けても
間違いではありません
(答えに×はありませんと江口先生も
おっしゃっています)
反対に答えた場合は、逆の調を弾いて比べたり
オーバーに表現しながら弾くと
気付いてくれたりもしますが
ちょっと強引かなとそれは要らないかなって
思ったりもしています
短調でも強めの音で弾いたら楽しいとか
怒ってる感じの短調の曲でも
元気が良いから笑ってると答える生徒さんも
結構います
そういえば、生徒さん達は極端に悲し~い
寂し~い曲でなければ
みんな笑ってるって言います
そして、意図を知っているお隣に座っている
ママが苦笑いをしていたり
(今は付き添いされていませんけどね)
そして2巻では
テンポの変化、強弱の変化、高低の変化、
調性の変化へと進みます
私が導入期のレッスンが楽しくて大好きなのは
やさしいことから無理なく進んでいける
江口メソッドのお陰だと思っています
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Amebaブログ 「愛犬ハクと…etc♪」書いてます