子どもの「できた!」を支えるために大人ができること
2025.05.29
八尾市藤井寺市
小倉美穂ピアノ・リトミック教室
八尾南音楽館です
今回は、先日のレッスンで出会った
心温まる瞬間を通して
子どもの「できた!」
を支える環境づくりについて感じたことをお話しします
ある日、小学1年生の女の子が
お母さんと一緒にレッスンにやって来ました
課題の曲がよくわからず不安になってしまったそうで
表情もどこか曇っていました
ご家庭では、当教室の卒業生でもあるお父さんが
とても熱心にピアノの練習を見てくださっているそうで
週末を中心にしっかりと向き合っておられるとのこと
お母さんは「私はダンスの方を担当しているので…」と
お父さんの関わりに大きな信頼を寄せていらっしゃいました
レッスンが始まり
私は彼女に「どこが難しいと思ったのかな?」と
静かに声をかけてみました
すると、ピアノの前に座ったその子は
すっと手を置き
なんとその場でスムーズに弾くことができたのです
「ここ(レッスン室)だと弾けた!」と
思わず笑顔がこぼれたその瞬間
私は、子どもが本来もっている力が
ふわっと花開くような
そんな空気を感じました
きっと、彼女にとってレッスン室は
“心がほぐれる場所”
なのだと思います
そして私との間に築いてきた
ことばにしなくても通じ合えるような信頼感が
彼女の中の
「できるかも」
という気持ちにそっと火を灯したのかもしれません
もちろん、楽譜通りに弾けるようになることも大切ですが
それ以上に大事なのは
子どもが自分のペースで
前向きに練習を重ねていけること
そのためには
「今日のレッスンでやったことを、なるべく間をあけずに振り返る」こと
が、今の彼女にとって一番のサポートになると感じ
私はお母さんにもそのことを丁寧にお伝えしました
また、ご家庭での取り組みがよりスムーズになるように
来年はレッスン曜日を
週末前の金曜日にしてはどうかというご提案もしました
ご家族の熱意を無理なく活かし
子どもが自然体で取り組める流れを整えることも
私の役割のひとつだと思っています
ピアノは、音を奏でるための技術だけでなく
「積み重ねることの意味」
や
「自分を信じる気持ち」
を育ててくれる、大切な学びの場です
だからこそ、その時間が
子どもにとって“心の拠りどころ”
のような存在でありたいと、いつも思っています
これからも、レッスンの中で
子どもたちがふっと力を抜いて
自分らしくチャレンジできるように
そして「できた!」の笑顔に出会えるように
私は、寄り添う気持ちと共に
毎回のレッスンをていねいに積み重ねていきたいと思っています
一人ひとりのペースを大切にした音楽のレッスン
詳しくは八尾南音楽館ホームページよりお問い合わせください