2020.11.02
子ども時代にレジリエンスを鍛え損なうとどうなるか。
「そのままの自分でいい」「無理しなくていい」変わる必要がないという事に何の成長もなく傷つきやすい子は、いつまでたっても傷つきやすい心を抱えていきます。事あるごとにひどく落ち込み、いったん落ち込むとなかなか立ち直れません。そしていつまでも自分の周りのせいにして逃げることを覚えます。
前向きに生きられる強い心を持ってもらいたいと思いませんか。
レジリエンスを高め心を鍛えましょう。子どもたちが傷つかないような教育をしていたら、傷つきに弱い人間になってしまいます。小さな失敗を経験したり思う通りにならない状況に対応できる経験を積み重ねていくことで傷つきに強くたくましい子どもへと成長していきます。
子どもを傷つけないように気をつかうばかりで厳しいことを言わない子育てや教育では子どものレジリエンスが鍛えられない。まわりでも傷つきやすい若者が増えてませんか?
ダメなことはダメとはっきりと伝え、わがままが通用しないことを大人が子どもに毅然と示していくなかで心は鍛えられていく。今後求められるのは、「傷つけない」子育てでなく、「傷つきにくい心レジリエンス」だと思います。