2020.07.27
今日は、大人の生徒さんのYちゃんが、レッスンに来てくれました。
Yちゃんは、中学2年生の時に他のお教室から移ってきて、社会人になった今も、ずっとピアノを続けてくれています。
今は忙しくて、月に一度のレッスンが精一杯ですが、ご家族揃ってクラシックが大好きで、日々の生活の中に自然と音楽が有り、聴くことも演奏することも、彼女の生活の一部になっていると感じます。
ショパンが好きなYちゃんは、普段はよくショパンの曲を弾いていますが、今日は多忙のため、ほとんど練習が出来なかった〜と言いながら、シューベルトの『即興曲 作品90の4』を、ほぼ初見で弾いてくれました。
もう随分前に、2番はレッスンしましたが、今回久しぶりにシューベルトに挑戦です♪
Yちゃんにとっては、恐らくそんなに難しい曲ではなかったと思います。
勿論、まだまだスラスラとはいきませんでしたが、久々のシューベルトの響きに、新鮮な気持ちで取り組んでくれている様子でした。
そこから、『シューベルトって、すごく若くで亡くなってるよねぇ。。』と、しばしシューベルトの人生についての雑談を、、(^.^)
今はネットで、すぐに何でも調べられて便利な世の中ですが、以前私が、作曲家のことを色々知りたくて、よく本を買って読んでいた頃に得た拙い知識も絡めながら、他の作曲家のこともアレコレと語り合ってしまいました。。
話題は尽きず、教科書には決して載っていないような、ちょっとマニアックなお話も…⁉︎
作曲家とて、彼らも人間なのですね。
生きてきた時代が、私達と少し違っていただけ…
長くピアノを続けてくれている生徒さんと、そんなお話に花を咲かせることが出来るのも、とても楽しく、嬉しいものでした。
生徒さん達には、ただ楽譜を見て音にするだけではなく、楽譜の向こう側にある作曲家の人生に思いを馳せてみたり、作曲家の想いを感じ取ったりイメージすることの大切さも、小さいうちから伝えていかないといけないな…と、改めて思わされた、今日のYちゃんとのレッスンでした♪