2022.04.19
愛知県一宮市にありますエトワール音楽教室の大森聖子です😊
当教室ホームページをご覧頂き、有難うございます🙇
さて、本日は
「コンクールの向き合い方について」
について、お話させて頂たいと思います🎶
夏に向け、様々なコンクールが開催されますね。当教室でも、練習に励んでくださっている生徒さんも多くいらっしゃいます😊
私のコンクールに対しての基本的な考え方は
練習段階においても、そしてコンクールの結果が伴っても伴わなくても…
必ずお子様の今後にプラスとなる、コンクールとの向き合い方でなくてはならないと強く思っています。
こうして改めて文章で書くと
「そんなの当たり前!」
と多くの親御さんも先生方も思われると思います。
しかし、いざコンクール間近になってくると、お母様は毎日怒り、お子様が泣きながら練習💦💦
コンクールが終わった時には、親も子供もヘトヘト…
もうピアノ辞めたい…
もうコンクールは出たくない…
当教室は、別の教室から変わってくる方も多いので、そんなお話を耳にすることもあります。
もう疲れてしまって…と、悲痛な想いで、当教室に駆け込んで来られる方も実際いらっしゃいます💦
でも、これではお子様のプラスの経験になっているとは言い難いですよね。
数年前の話ですが。
生徒さんのお母様が、初めてのコンクールで娘さんが2位をとった際にかけた言葉が、私は今もとっても心に残っています。
「一生懸命努力したら、2位というすっごいおまけがついてきたね❣️毎日、コツコツ練習を頑張ってよかったね😊」
と、涙ぐみながらお子様に声をかけたお母様。
2位という結果ではなく、これまでの努力に対して、心からお子様を褒め称えました。
そのやりとりを横で見ていた私も、グッと目頭が熱くなり、お母様のその言葉がけが本当にステキだなと感動したのを、鮮明を覚えています。
「結果よりプロセスを褒めなさい。」
なんて、言葉は育児書などにも書いてありますが、実際はなかなかは難しいものです。
ついつい結果を誉めてしまいがちですし、今すぐの結果を求めたくなってしまうものです。
当教室では、無理にコンクール出場させる事はありません。
色々ご相談したうえで、お子様のよい経験となるならば、コンクールにもチャレンジしてみましょう、という考えです。
そして、今この瞬間に結果を出す事が全てではないと私は思っています。
その考えは甘い!
と仰る方もいるかもしれません。
しかし、小さい頃神童と呼ばれたような友人が成長と共にプレッシャーであったり、伸び悩んだりして、つぶれていったのも見てきました。
とっても優秀だったにも関わらず、ピアノ自体を辞めてしまった友人もいました。
だからこそ、数年後のお子様の成長を見据えた、今のベストな指導をしなくてはいけないと思っております🎹
当教室のコンクール実績は、講師がやみくもに、コンクールで実績をなんとしてでもあげよう!としたものではなく、子供達が日々楽しくしっかりピアノと向き合って、きちんとレベルアップし、日々の努力の結果として、入賞している。という感じです🎹
楽しんで演奏している子はやはり魅力的です😊
お客様にステキな音楽を届けるんだ🎶という想いは、コンクールであっても忘れずに待ち続けたいものですね💕