2020.09.02
♪よくあるご質問♪
Q.音楽の才能は生まれつきのものですか?
A.個人的な見解ではありますが、私としては音楽の才能は生まれつきで決定するものではなく、後天的に家庭の環境により大きく左右されると思っています。
そして、才能の開花には必ず「努力」が必要です。
花が咲くのに、毎日の水やりが欠かせないように、毎日の地道な努力はピアノにおいても欠かせないものです。
練習0分の、天才はいません。
環境が左右する、という点についてですが。
例えば、ご両親のどちらかが英語が堪能だったとして、日常的に英語で会話していれば、おのずとお子さんは英語に触れる機会が多くなり、結果として英語を話せるようになる確率がグッとあがりますよね。
これと理論的には全く同じで、ご両親がよくクラシック音楽を聴いている、またご家族でピアノやヴァイオリンを弾く方がいる、など。
日々の生活の中でクラシック音楽に触れる機会が多いご家庭は、お子さんは無意識のうちにクラシック音楽の引き出しが増えていきます。
ご両親が好きな歌手の曲、よく聴いている曲など、お子様に教えようと思った訳ではないのに、気づけばお子様が勝手に口ずさんでいる、なんていう経験に心当たりがあったりするのではないでしょうか。
日本語でも繰り返し繰り返し聞くことで、赤ちゃんは自然と言葉を習得していきます。
繰り返し聴くことで、発音もしっかりマスターします。
(成長すると、親御さんと口調まで似ますよね…)
ピアノも繰り返し繰り返し良い演奏を聴くことで、聴く能力が育ち、表現力は養われる確率がグッとあがります。
つまり、環境を整え、意識的に音楽を身近なものにすることで、お子様の音楽的才能が開花する確率を上げられると考えております。
ここで誤解をして頂きたくないのは、私は耳コピーを推奨しているわけではありません。
むしろ、教室方針としては読譜力を大切に考えております🎹
エトワール音楽教室では
「どの子も育つ 育て方ひとつ」
をモットーに、一人一人としっかりと向き合い、お子様の能力が最大限発揮できるよう、日々お手伝いさせて頂いております🍀