2016.04.28
少し前に「ショパンコンクールのもう一つの闘い」みたいなタイトルで各メーカーの調律師さんのドキュメンタリーをやっていたのを見ました。
今回からスタインウェイ、カワイ、ヤマハに新たに加わったのがイタリアのFAZIOLIというメーカー。
ピアニストが自分でピアノを作りたいと始めた小さなメーカーだそうです。
イタリアのメーカーですが調律師は日本人。
4社のうち3社が日本人調律師ってすごくない?と単純になんだか嬉しい💜
ショパンコンクールでは予選ごとにピアニストが好きなメーカーを選ぶので、ピアニストに選んでもらえるピアノを用意するというピアノメーカー、技術者の闘いでもあるのです。
結局第1位のピアニストが弾いたのはスタインウェイでしたが、コンクールの裏側でピアニストを支えたり、夜中に調律をしたり、ほんとに細かい作業と気遣いをしている調律師さんたちに感動しました✨
FAZIOLIはハービー・ハンコックも愛用しているようで、去年のBlueNoteはチャージにちょっとひるんでしまったのですが(^^;今度チャンスがあったら絶対に聴きに行ってみたいと思っています♪
そして今年の本屋大賞が「羊と鋼の森」という調律師さんの物語と聞いて読んでみたくなり購入。
羊はピアノのハンマーに使われる羊毛フェルト、鋼は弦のことだそうです。
Kindle版もありましたが、本屋大賞なので本屋さんで買いました(^^♪
カバーの絵もとっても温かみがあって素敵です☆
ゴールデンウイークにゆっくり読もうと思います。