2025.07.20
「グランドピアノはキレイな音でいいですね」
15年以上レッスンに通ってくださっている大人の生徒さんから、最近レッスン後にそのような感想が何度かありました。
レッスン室の楽器の音色を感じて頂けるのは、とても嬉しいことなのですが、ピアノは弾き手によって音質や音色の違いが出る楽器なので、自分で弾いているピアノの音が「美しいな…」と感じる時は、自分の手で美しい音が出せているのです。
今、ショパンのノクターン1番を練習されていますが、昨日のレッスンでの演奏は、全体が柔らかい歌声のような音色の中に陰影があり、聴いていて「美しいな…、素敵なショパンだな…」と感じるものでした。
ピアノの学びのスタートは、お子さんと一緒に初めてからの状態でしたが、ずっと誠実に音楽に向き合われてきた過程が大きな実りとなっています。
(その姿勢は、当教室の大人の生徒さん達への励みや良い刺激となっています)
今月はピアニスト松﨑伶子先生の主催される演奏会へ足を運び、松﨑先生のショパンの演奏をホールで聴かせて頂ける機会がありました。
ホールの隅々にまで届く美しい音や多彩な音色に深い感銘を受け、ピアノという楽器の演奏表現の豊かさやピアノテクニックの奥深さを感じることが出来ました。
今、松﨑先生の演奏を直に聴けることは大変希少なことですが、クラシックファンとしては、どうかまだまだこれからも…と願います。
会場はファツィオリのピアノが設置されている文京シビックセンターホールでした。
※日々のレッスンについてはこちらにも記しています。
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土浦市荒川沖まえだ音楽教室