2021.07.03
R君は小学6年生。ピアノ歴5年で、ハイドンやモーツァルトの小品を弾いています。
R君は譜読みが速く、1週間で新しい曲を弾けるようにしてきます。
お教室では、指遣い、強弱、スラーやスタッカートの表現をつけて、曲を魅力的に仕上げるお手伝いをします。
「R君、ここには休符があるね。左手の音をなくすことで、右手が響いて聴こえるよ。」
「スラーの最後は、おさめるように力を抜こう。」
注意深く、譜面を見てもらいます。読み飛ばしていた記号をきちんと見ながらもう一度弾いてもらうと、見違えるように音楽が生き生きしてきます。
「速く弾くと、まちがえ易くなるよ。英語のスペルや、漢字練習、計算練習も、最初は正しくゆっくり確認するでしょう?ピアノも同じだよ。」
R君は、英検や受験勉強もこなす秀才です。ピアノと勉強は相乗効果があり、学習能力の高い人は、ピアノの練習も効率良く行います。
また、ピアノで指を動かす事は、脳トレになり、頭も良くなると言われています。
「R君、中学生になると、時間が忙しくなってピアノの時間が取りにくくなるから、今年のうちにピアノの技術を高めておこうね。今が伸び盛りだからね。」
「はい!でも今も勉強忙しい方です。これから午後は学習塾です!」
R君、すごいです!がんばってくださいね。