2020.11.29
今日、N-oval音楽サロンでベートーベンメモリアルイヤーコンサートがありました。
プログラムはオールベートーベンで、現代のピアノと1800年当時のピアノフォルテの聴き比べをさせて頂きました。
ピアノフォルテはチェンバロとピアノの中間のような音がします。
弦の倍音が良く響いて、生の音が身近に感じられる印象でした。
鍵盤は、現代のピアノより幅が狭く、深さも浅く、タッチも軽く、サラサラと流れる感じです。
ベートーベンの激情の音楽には、楽器が小さいかな、、?と感じました。
ベートーベンが当時、実際にピアノフォルテで作曲したバガテル、月光、テンペストを聴いた後、
「エリーゼのために、は新しいピアノが発明されて、1オクターブ音域が広がった楽器で作られたので、ピアノフォルテでは弾けないのですよ。」と説明して頂きました。
ピアノフォルテと現代のピアノ、響きは違いますが、どちらも素敵でした。
ピアノフォルテは、モーツァルトやハイドンなどの音楽も似合うな、と感じました。
その時代の楽器には、その当時の音楽がやっぱり似合いますね。
田原先生、建部先生、今日は素敵な音楽をありがとうございました♪