2020.10.19
10月18日、「第9回全国ファミリー音楽コンクールin よっかいち」がYouTubeでライブ配信され、視聴しました。
今年はコンクールがウィズコロナで無観客開催となったため、代わりにYouTube配信されたのです。
コロナのおかげで(?)オンラインが身近になりましたね!
この日は、ビデオ審査を経た15組のご家族がステージで演奏なさいました。クラッシックあり、ポップスあり、和太鼓あり。
私が心に残ったのは、中1のお兄さんと小6の妹さんのデュオ。
1曲目は妹さんがバイオリンとカホン、お兄さんがチェロ。
2曲目は、お兄さんがピアノ、妹さんがバイオリンとタップダンス!
お二人ともマルチな才能です!
大変楽しいステージを披露して下さったあと、インタビューでお兄さんが、こう聞かれました。
「ピアノもチェロも暗譜で弾いていましたが、どうして覚えられるのですか?」
すると、お兄さん「自然と手が覚えているからです。」
名言だ。理屈や頭で覚えるのではなく、自然と手が動くまで弾きこむ。頭の柔らかい青年期の特権だ。さらりと答えるお兄さん、素敵。きっと華やかなパフォーマンスの裏に、地道な努力があっただろう。でも、それもきっと軽やかにこなしたのだろう。それが伝わる爽やかさでした。
グランプリは、自作の連弾曲を自演した兄弟デュオでした。曲が近未来的なサウンドですごい。演奏も2人の息が合っていて、タッチも正確で、響きもすごい。聴きごたえがあり、聴きながら思わず「すごい!」と声が出てしまいました。
音楽が生きている、家族の営みになっている。
心が豊かになった日曜日の午後でした。