2025.09.04
30℃を超えない日は涼しくすら感じます。
残暑…と言うにはあまりにも暑い初秋の候。
この文言はもはや時候のご挨拶と言っても過言ではないかもしれません。
井上陽水と森山直太朗はいつ聞いたらよろしいでしょうか?
この暑さに負けじと集中してレッスンに向かう生徒様に、暑さに負けてしまった生徒様に…悲喜こもごもにレッスンに励んでおります♪
「考える」ことは容易ではありません。
とりわけ、自力で結論まで導き出すことが困難な課題は尚のこと。
この時期は暑さも相まって集中力を保つことも難しいですね。
当教室では「考えることの重要性」を日々のレッスンで提唱しております。
例えば、課題の復習。
教材はこれまで習った課題を理解習得していることが前提で進みます。
楽譜に記載されている内容を正しく理解できているか確認のため、生徒様たちに説明してもらいます。
モデラートってどう演奏する?4/4拍子ってどういう拍子?エトセトラ
自力で解答できることが理想ですが、必要に応じてサポートをしながら、一緒に考え理解を目指します。
例えば、音の聴き比べ。
レガートってどんな音?どう指を運べばレガートに聴こえる?ドルチェに聴こえるようにするには?
弾き比べながら体の感覚と読譜の理解を深めます。
考えるって面倒臭いですよね。
今すぐに理解できなくとも、真摯に課題に向き合い、考え続け試行錯誤した過程こそが、理解習得のための必要条件と考えます。
考えることは、点と点を線に結ぶための素材集めです。
楽器の演奏には欠かせない過程です。
生徒様たちは、わからない、難しい、疲れた…と時に弱音を吐露しながらも諦めず向き合っております。
その甲斐あってか、習得した先にある弾ける実感や理解できた満足気な姿を幾度と見届けております。
まったくたくましい子たちです。その姿勢尊敬しております。
楽器の演奏は容易にはいかないことも多々ありますが、生徒様の成長・上達のため、そして何より音楽を楽しむために根気よく向き合い、一緒に考え続けます。
♪土曜日の募集が残り一枠となりました。
芸術の秋一緒に始めませんか?