2021.08.29
〜全てはバイエルからつながっています〜
教本での基礎学習から視野を広げ、様々な面からアプローチしております。
レベルが上がるにつれ、より細やかでしなやかな動きが求められます。
今回はその動きの補助活動をご紹介です。
学習目的は、指先の巧緻性を高め、瞬発力(掴む力)の向上です。
みなさんの家に「おはじき」はありますか?
なかなかレアかもしれませんね。笑
100円ショップにありましたよ!
そのおはじきを使って取り組んでいます。
方法は…
手の「甲」におはじきを乗せます。
(はじめは1つから)
肘を軸に引き上げ、宙に浮いたおはじきを素早くキャッチ。
これだけです♪
できましたか?
慣れてきたら、おはじきを2こ3こ…と増やしていきます。
何個まで掴めるでしょう?
利き手以外でも取り組みます。
ポイントは、肘を軸に真っ直ぐ上げることです。(粗大運動)
はじめは、そのフォームの練習を行います。
(真っ直ぐ引き上げられないと、おはじきが四方八方に飛んでいきます)
低年齢の生徒さんは、お手玉を代用すると安心安全です。
当音楽教室では、8分音符が出てきたらおはじきの出番です。
バイエルですと、44番ですね。
遊びの延長線に学びがあることが、特に低年齢の生徒さんには必要な要素と考え、こうした活動を積極的に取り入れております。
子供の頃祖母に教わった遊びが、今もこうしてつながっていることに少し不思議な気持ちです♪
余談ですが…
硬い蓋を開けようと力を入れたところ、親指の指先から出血がありました。
深爪?乾燥?
痛い…
絆創膏を貼った指が、演奏中に自分の意識下からいなくなるのはピアノ弾く人あるあるだと思っています!
傷の程度にもよるのかもしれませんが、無意識に痛いところを庇うのでしょうか?
使わないようにしているのか、気付くと指が動いていません。
そして、それを気にせず(夢中になって)打鍵すると、傷口御開帳…
指の傷は治りが遅くなるのも、ピアノ弾く人あるあるだと思います。
アルコール消毒もしみちゃうので、早く治ってほしいところです。