2021.07.12
ピアノレッスンでは、クラシックだけでなくジャンルにこだわらず、様々な音楽をピアノで弾けるように指導しています。
ですが、ピアノレッスン、やはりクラシックが中心。なぜなら、クラシック音楽には、美しい要素がいっぱい詰まっているからです。
また、脳科学的にもいいようです。
脳科学の発展によってクラシック音楽の様々な効果が実証されてきています。
(河村まなみ先生のハーバード流育脳ピアノ🎹レッスンの教科書により以下同引用)
今日は、胎教・赤ちゃんにクラシック音楽はどういう効果がある?というお話です。
胎教・赤ちゃんに、音楽がいい影響を与えることがアメリカの多くの論文で証明されています。
例えば、耳、聴覚です。
・胎児が妊娠後期中に聞いた曲を1年覚えている
・胎児はリズムを感じられる
では、赤ちゃんには、どんな音楽を聴かせたらいいの?
明るい曲?悲しい曲でもいいの?
なんとこのような研究がありました!
生まれて間もない赤ちゃん(生後1〜3日)に
3種類の曲を聴かせました。
①調性音楽、協和音中心のピアノ曲
②途中で一時的に調をアレンジした曲
③右手と左手を違う調にアレンジした曲
結論として、右半球で安らぎや快適さを感じ、
左半球で言語処理、知的活動を行う
↓
胎児の時からモーツァルト等の長調の調性音楽で右半球を刺激、短調その他の音楽で左半球を刺激し知と情の両方の開発をすると良い。
生まれたばかりの赤ちゃんは
明るい曲がちゃんとわかり、それを快適に感じる!そうです。
胎児・赤ちゃんにはどんな音楽がおすすめか?
いろんな曲を聞かせていいのですが
オススメとしては、
モーツァルト風(調性音楽・長調)な曲です。
〜胎児編〜
・ホルン協奏曲 第1番~第1楽章
・アイネ・クライネ・ナハトムジーク第2楽章
・弦楽四重奏曲 第17番「狩」~第1楽章
・ディヴェルティメント 第17番~第3楽章
・交響曲 第41番「ジュピター」~第3楽章
・クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581第2楽章
・ピアノ協奏曲 第27番~第2楽章
・ロンド ニ長調 K.514
・ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191~第1楽章
・フルートとハープのための協奏曲~第2楽章
・交響曲 第35番「ハフナー」~第2楽章
・ピアノ協奏曲 第21番~第2楽章
〜赤ちゃん編〜
・ピアノ協奏曲 第26番「戴冠式」~第2楽章
・ホルン協奏曲 第2番~第2楽章
・ピアノのためのロンド
・交響曲 第35番「ハフナー」~第2楽章
・ピアノ協奏曲 第24番~第2楽章
・クラリネット協奏曲~第2楽章
・ディヴェルティメント 第17番~第3楽章
・ピアノ・ソナタ 第12番~第2楽章
・オーボエ四重奏曲~第1楽章
・ピアノ・ソナタ 第16番~第1楽章
・トルコ行進曲
・きらきら星変奏曲
妊娠中、そして赤ちゃんと過ごす幸せな時間にクラシック音楽で良い影響があるなら自然にそのような環境作りをしたいですね。