2021.03.07
音楽のトレーニングを受けると、脳構造が変わる!そんなお話をさせていただいています。
みなさんは、マシュマロテストってご存知ですか?スタンフォード大学で行われた有名なテストです。
(今すぐならマシュマロを1個あげるけど、もう15分待ったら2個あげるよと言って、どちらを選ぶか観察するテスト)
マシュマロテストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。
前回の南カルフォルニア大学の研究で、音楽のトレーニングを受けた子にこのマシュマロテストをした結果、いい数値とか!
ハビビ先生は言っています。
「音楽の授業は楽しいし、子ども達を一つにまとめることができ、社会性を養い
それ以上に脳と認知機能の発達に重要で、特に実行機能の発育に効果的で衝動を抑えるという、先生達が教えたいことを、音楽の授業で身につけさせられる」
音楽トレーニングを受けると、我慢強い子が育つのですね。それは、社会における成功に重要な能力とされています。
また、思いやりといった社会適応能力も育つと言われます。
ハビビ先生のインタビューより
「音楽グループの社会適応能力、特に共感や思いやりの気持ちが高く、他人の気持ちを理解して同じ気持ちになれる能力が高かった。
この能力は、実行機能よりも更に音楽的能力とはかけ離れていますが、グループで音楽を演奏するときに、自分を制して周囲の音を聞き
また、指揮者に注意をはらい、その指示に従うなどの行動が、実際には意思決定能力や将来を考える計画性といった能力まで養っている。」
ハビビ先生の研究結果
音楽トレーニングを受けたグループは
前頭葉(認知機能)も優れていた。
認知機能って大事!
将来のより大きな成果の為に、自己衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する能力は、社会における成功に重要な能力なんですね。
音楽トレーニングで
我慢強く、思いやりのあるお子様に!