2020.09.11
先日、ふと目にした新聞記事から音楽ってすごい!と再認識しました。認知症治療のお話です。
記事によると記憶の奥底にある懐かしい感情に働きかけて身体反応を引き出し、個人の人生に根ざした曲をカードをめくるようにメドレー式に歌う「フラッシュソングセラピー」という音楽療法で若年性アルツハイマー患者にセラピーを16回行ったところ、不安や暴言といった症状が大幅に改善され、明るくなり、無反応だった患者に表情が現れたり穏やかになる効果か得られ、そのことにより家族が介護しやすくなり、介護にやりがいを持てたとのこと。
患者の方も介護する方も心穏やかに過ごせることは望ましいこと。
(ただし、脳の中に発症前から音楽が詰まっているのが治療の前提だそうです。)
人生において音楽はかかせないものなのですね。