2024.01.31
そもそも《ピアノは難しい習い事》だろうと思っています。
楽譜を読みながら、10本の指で、88の鍵盤を次々と弾いて、音を聞きながら強弱を考えたり、全神経を使っているのですから。
そして《練習時間が上達速度に比例する習い事》でもあります。
塾やスイミング・お習字などはお稽古の時間内でも十分に上達しますが、ピアノに関してはもう少し緩やかな上達なので《自宅練習の方が重要》なのです。
しかしながら、どんな事でも、大人はもちろん子どもだって《難しそうだと思うとやる気ダウン》してしまいますよね。
だからレッスンでは《意外と簡単そうだ》と感じてもらえるように《日常的に自宅練習がしやすいように》と内容を組み立てています。
《楽譜が読める》ように、ノートやドリルも併用し、レッスン内で宿題の曲の音読みをします。
また、ソルフェージュ的に《指の練習の際は声を出してドレミで歌う》ことで《耳で音を聞き分けられる力》も徐々につけていきます。
《リズム》は《童謡などを歌いながら違うリズムを入れていく》事をペアレッスン内の短時間で楽しく繰り返し、《リトミックを導入し、手・足・身体が同時に違う動きが出来るように》していきます。
いずれもレッスン内の少しの時間を使ってですが《ペアレッスンで楽しみながら繰り返す》事でいつのまにか《バランスの良いスキル》が身につき、演奏にも生きてきます。
《2人で1時間のペアレッスン》は年齢もレベルも違う場合もあり、それぞれに同じ内容とは限りませんが《ドリルやリトミックまで取り入れる時間が取れる》のが最大のメリットで、何より《難しそうだから練習しにくい》事の予防になっているのでお勧めしています。