2022.01.15
《ルール》とは日本語的には「規則や秩序」という意味で使われているようですが、《守るべきこと》としても使われますね。
音楽で言えば、楽譜の音やリズムはもちろん《音楽用語》なども《演奏のためのルール》だと思います。
しかしながら、学校の教科書や辞典・楽譜記載にある《音楽用語》は微妙に和訳が違っていたり、改正・改訂などによっても変化します。
また、学校のテストでは、意味は理解出来る解答を書いていても、まるで言葉じりを捉えるように教科書との違いがあれば不正解になることもあって、私としては「点数をつけるためには仕方ないのかな?」とちょっと悲しい気持ちになります。
私のレッスンでは《楽譜の中の音楽用語》の説明を《演奏しながら支障がないシンプルな表現》であるようにと心掛けています。
これだとテスト向けにはならないので「学校の音楽のテスト勉強の時は教科書通りに覚えてね!」と注意しながら伝えていますが、生徒さんが《楽しく自由さを感じながら演奏すること》を優先して《言葉の持つ縛りや窮屈さ》を増やし過ぎないようにしたいのです。
年明けから発表会の練習がスタートしました。
生徒さんの個性を活かした演奏を損なわないようにしながら、《曲を理解して演奏する大切さ》を伝え仕上げていきたいと思います。