2021.10.16
私のレッスンの目標のひとつは《自力で楽譜が読める力をつける》ことです。
体験レッスンでも必ずそのお話をしていますが、これが本当に難しくて私の悩みの種でもあります。
《文字》であれば、目で見て、記憶して、記憶画像を思い浮かべながら、紙へと画像を転写する、を繰り返しながら覚えるのだろうと思います。
しかし!
楽譜は、黒やら白やらの丸い音符を、五線上の位置から、ドレミや鍵盤の位置を判別、同時にリズムも理解して、左右の手、五指の使い方も考えながら、《瞬時にリアルな音へと変換して演奏》していくのです。
この説明を書いているだけでも頭が混乱してしまった私ですが、小さな子どもが《レッスンと練習を積み上げながら習得する大きなスキル》です。
だからこそ、《なるべく簡単に確実に》会得して欲しい《読譜力》をどう身につけられるか??
現段階で私の見つけた答えは《とにかくたくさん曲をこなす事》しかないのです。
「ああ、魔法が使えなくて残念・・!」と思いますし、ノートやドリル、補助的なソルフェージュを加えても、《曲をこなす量》が絶対的に必要だと感じています。
たくさんの曲を弾く必要があるのなら、《無理なく弾きこなせるレベル》で《ステキな曲》をレッスンしていけるようにと・・私も教材用の楽譜と日々格闘しています。