2021.07.06
私は歌が、そして歌う事が大好きです。
《歌》は《身体を楽器にした1番身近な音楽》である事は意識しない方が多いかもしれませんが、歌が好きであれば《いつでもどこでも演奏出来る楽器》を持ち歩いているようなものなのです。
伴奏無しのアカペラでも鼻歌でもいいのですから、楽しみ方も倍増、すごくステキな事だと思います。
ピアノ曲を演奏する時にも「もっとメロディを歌うように弾いてみましょう」と言ったりしますが、そもそも《歌から生まれた音楽を楽器で演奏している》のですから自然な事とも言えますね。
そしてレッスンでは、歌詞がついているピアノの楽譜を使う事も多いのですが、歌いながら弾く難しさより「歌いながらすごく楽しくて、いっぱい練習しちゃった!」とニコニコ話してくれる生徒さんもいて「じゃあ、レッスンでは〇〇ちゃんが先生になって私にも歌わせてください!」と言うと大張り切りで弾いてくれます。
楽しく弾き終えて、私が「〇〇先生、ありがとうございました!」と言うと、少し恥ずかしそうに「どーいたしまして!」のお返事に「歌って楽しいよねー!」と一緒に大笑いです。
これからもピアノだけでなく、たくさんの歌も好きになって欲しいなぁと思っています。