2020.03.27
私のお教室では、ここ数年2人ペアで1時間の合同レッスンをお勧めしています。
以前はご兄弟や園児さんの場合にのみ合同レッスンにしていました。
1人がピアノを弾いて、もう1人はドリルやノート、そして交代、ソルフェージュは一緒に勉強するという形です。
その他の生徒さんも、30分の個人レッスンでは時間が足りないと感じていたので、少し居残りをしてもらいソルフェージュやドリルの勉強を加えていました。
これらのレッスン方法は今も残していますが、2人でハッキリと1時間枠を取った方が良いと気づき、年齢・レベル・スケジュールなどご相談しながら出来るだけ合同レッスンを組ませて頂いています。
合同レッスンは演奏・ドリル・ソルフェージュなど2人同時に並行して行うので、それぞれが1時間ずつ学ぶこととなり、レッスン内容のバランスもとてもよくなります。
もちろん学年や習い事などでご都合が悪くなる場合もあるので、臨機応変にペアの組み直しもしています。
そして2人で1時間の合同レッスンは、1人で30分レッスンよりも2倍以上の良い効果があると感じています。
内容が充実しながらも、一緒に《学ぶ楽しさ》も増していきますし、楽しい雰囲気のレッスンでは指導もスムーズに進められるので、自宅練習しやすくなるような予習の時間も作りやすくなっていくからです。
ピアノは自宅での練習がとても大切ですから、生徒さんが自主的に自宅練習しやすい状態で帰ってくれることが私の理想的なレッスンであり、『合同レッスン』はその一つの方法としてとてもお勧めだと思っています。