2020.10.08
弾ける音が増えてきたら、小さな生徒さんでも「どういう音で弾きたい?」「この曲にはどんな音が合うと思う?」
と、よく聞きます。
明るい曲だったら元気のいい音!だったり、悲しい雰囲気の曲だったら悲しい音!だったり。
スタートはそれでいいんです。
入門用のテキストには強弱記号もないことが多いので、とりあえず音を正しく引ければ正解なのかもしれません。
でも、早い段階から「どういう音で弾きたいか」「ここはこんな音がいいな」という理想は持ってもらいたい!
もちろんすぐに思った通りの音が出るわけじゃない。
けれど、いろんなことを考えながら弾くことで、自分の思ったことを形にする力は身についていくと思うのです。
それは、先々の人生、音楽だけでなく感情を表現したり伝えたりする力にきっと繋がると信じています。