2026.02.20
練習している曲がどうもいまひとつうまくいかなくて、最近ちょっと手こずっていました。
細かいところをメトロノームを使ってゆっくり練習してみたり、体のどこかに余分な力が入っていないか観察して、体の使い方の意識を変えてみたりしたのですが、なんだかすっと流れていかない。
すったもんだした末、ふと思いついて、聴き方を変えてみました。
それまで1つ1つに注意深く耳を澄ませて聴いていたのを、鳴っている音全体を受け止めるイメージで、耳の澄ませ具合を減らしてみたのです。
そしたら、音が柔らかく粘るようになって、その曲らしい流れに近づくことができました✌
弾き方だけでなく、聴き方によっても音や演奏が変わるって、面白いものです。
「ピアノを弾くときは、音をよく聴いて」と言ったり言われたりします。
が、実は「聴き方」にもいろいろな聴き方があります。
その感覚を、生徒さんにもうまく伝えられたらいいのですが、「聴き方の感覚を伝える」って、なかなか難しいものですね。
私の感覚をWi-Fiにつないで、生徒さんの耳に届けられたらいいのにな、なんて思うこともあります(笑)
でも、それはできないし、そもそも聴覚は人によって違うもの。
私がいろいろな工夫をしつつ、一緒に試行錯誤するしかないのでしょう。
生徒さんが自分なりに「聴き方」を身につけていけるように、私もがんばろうと思いました。