2025.05.22
私は「体の使い方」にも興味があって、アレキサンダー・テクニークという、(ざっくり言うと)体の使い方のメソッドにも興味があります。
興味はあるのですが、本を読んでも動画を見てみても、なかなか「骨盤や背骨の作りを利用して、楽に立つ・座る」ということがつかめませんでした。
でも先日、ある動画を見ながら鏡を見ながら試してみたら、突然それがつかめたのです。
「楽に立つ・座る」感覚がつかめると、そうでない立ち方や座り方をしていることに気がつきやすくなったし、何より背中や肩のコリがだいぶ楽になりました。
こんな風に、「ずっとわからなかったことが、ある日突然わかる」ということがあります。
また、「わかったと思ってたことが、ある日突然、実はわかってなかったことに気がつく」なんてこともあります。
それから、「わかったけど忘れてしまって、思い出したり学び直したりする中で、前より自分の物になりやすいわかり方をする」と言うことも、あるように思います。
そういう「わからない・わかる」を繰り返しながら、より深くわかっていくものなのかもしれませんね。
となると、私たちはつい「わかる」ことが良いことのように思ってしまうところがありますが、「わからない」があるからこそ、わかった時にしっかりとつかむことができるのかもしれません。
「失敗は成功の種」という言葉もあります。
それになぞらえたら、「わからないは、わかるの種」とも言えるように思います。