2023.01.19
先日、大人の生徒さんの初回レッスンでした。
前に習ってた経験がおありで、音楽がお好きでいろいろな音楽を聴いてきたとのことで、その経験を活かしつつできることを増やしていきましょうということに。
楽しんでいただけるように、がんばります♪
ということで、生徒さん5人となりました。
大人の方も子どもの方も、ほんとに個性それぞれ。
ご本人の中でパッと繋がったとたんにするっと進むタイプ、教本の絵からいろいろ連想して話してくれる子、ちょっと解説すると自分で考えてやってみるタイプ、聴いた音楽から気がついたことを質問してくださる方も。
それぞれの持ち味がそれぞれに素敵で、今日はどんなレッスンになるかな…と、私も楽しませていただいてます。
レッスンで私が大事にしたいと思っているのは、「わからないことがあったら安心して『わからない』と言えて、うまくできなくても安心してレッスンに来られること」。
習いに来ているのだから、わからないこと、できないことがあって当たり前だし、間違って当たり前。
そこを一緒に考えたりアドバイスしたりするのが、“ピアノの先生”の仕事ですものね。
加えて、むしろ「わからないこと、できないことがある」「間違えたりうまくいかなかったりする」という経験や「わかろうとする」「できるようになろうとする」ことが大事だと、私は考えています。
私自身、わからないことやできないことはたくさんありますが、謎解きのようにいろいろ考えて試して、うまくいったりいかなかったり…というプロセスそのものが、とても楽しいです。
この試行錯誤が、何かを習得するときの醍醐味かもしれませんね。