2020.12.09
シューベルトの即興曲は
2番が有名ですが、
私は3番が好きで、
この曲の私なりの解釈をまとめました。
“好き” の反対は “嫌い”
ではなく、
“無関心” です。
“好き” と “嫌い” は表裏一体です。
冒頭は優しく穏やかに奏でるのに反し,
中盤は一転して、激しく恐ろしい感じに変化します。
“怒り” や “憎しみ” という感情は、
愛情が深いからこそ湧くものであり、
その複雑な人間心理を表現している曲だと、
私は解釈しています。
これは若い頃にはしなかった解釈。
『酸いも甘いも経験した大人』の方にこそ、
弾いてほしい、聴いてほしい曲です。
この曲を弾く時のPoint ♬
♪ほぼ右手の小指しか使わずに
メロディーを際立たせながら
フレーズが途切れないよう
息を長く保つ
♪その同じ右手で
小指のメロディーを押さえながら
6連譜を音量を控え
且つ転ばないように粒を揃えて弾く
この曲の演奏動画を2回に渡り、インスタにUPしています。
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