2020.03.05
ウィルス騒ぎの最中ではありますが、
少し前に民音音楽博物館(新宿区)を訪れた際のピアノを取り上げたいと思います。
こちらには貴重な楽器がたくさんありまして、中でも自動再演ピアノはこういった場所でしかお目にかかれないですよね。
写真は、ブッシュ&レーン社(USA)1927年製のウェルテ.ミニョン自動再演ピアノです。
以下、館内で販売されている
所蔵カタログ書から引用
19世期末は自動再演楽器の最盛期でした。
オルゴール時代の締めくくりとして、最も完成度の高い自動演奏楽器が自動再演ピアノだったのです。
ペーパーロールに作曲家や演奏家の表現が
そのまま記録されており、こちらでは1000本保有しているとあります。
実際には、より上手に手直しされているようですが、そういった事は今も昔も変わらないのかも知れません。さて真相は歴史の闇の中。。。