2024.05.27
この頃レッスン以外の事で少々忙しくしておりまして、募集とかもあまり考えられない状況でした。なので、レッスンにかかる時間に余裕が出来まして、レッスン自体はだいぶ楽になりました。
今まではちょっと心に余裕がない時もあったと思います。それが、最近ですが児童心理のようなものを勉強していくうちに、レッスンを嫌がっているのかなあ?と思うお子さんが笑顔を見せてくれるようになったり、こちらもただ練習しなさいではなく、そのお子さんに合うのでは?と思うレッスンを試行錯誤しているうちにちょっとだけ上手くいったり、という小さな喜びのようなものを積み重ねています。
自分自身は今は往復約4時間かけてレッスンに通っていますし、クラシック曲を弾くと、とても幸せな気分になります。
また、口で言うよりも実際に弾いて見せた方が早い場合が多いと考えています。
こうやって弾くと良いというのが伝われば成功でしょう。弾いて見せた直後に生徒さんの演奏が劇的に変わるということはよくあります。
また最近求められているレッスンは少し変化してきているようにも思います。
グレードテストや伴奏よりも、好きな曲を弾いていたいという生徒さんもいます。
ある程度教本が進んだから出来ることでもありますが、本人が楽しく練習出来たら、それも有りですよね。
また聴音が得意なお子さんには、そういうドリルを探したり、今の時代は選択肢が沢山あるので楽しいですね。
庭で花を育てていますが、3年くらいしてようやく咲く花もあります。
ピアノレッスンはそんな面もありますが、花が咲いた時の嬉しさは格別です。
ピアノがいつの間にか上達していることに気づいた時のようにです。
6月のグレード試験を目指して練習している生徒さんもいます。これはこれで役に立つことも多いはずです。
そんな訳で、1人1人のレッスンを大切にしたいと考えている今日この頃です。