2022.12.05
11月19日他3日に渡り3年振りに美里町遺跡の森ピアノコンクールが行われました。
C部門に6年生の金子育叶くんが出場しまして、見事に第1位の町長賞を受賞されました。
おめでとうございました🎊
育叶くんが5年生の時、実はコンクールにこの曲で出たら面白いのではないか?という閃きがありました。残念ながらコロナで中止になり、カワイ音楽コンクールに出場しました。ソナチネ、ソナタは育叶くんにとって挑戦ではありましたが、(弾いた事がないという事ではなく、古典をコンクールで弾くという事です)真面目に取り組んで伸び伸びと演奏出来、優良賞を受賞する事が出来ました。
これも自信に繋がったのではないかなと思いました。
実際今回の自由曲をコンクール曲として考えると、非常に難しいことが分かりました。
発表会ならテンポも落とせますが、コンクールは表記されたテンポや楽語に従って演奏すると考えると、ちょっと甘かったかな、、と指導を始めてから、実際自分で真剣に取り組んでみて少々顔が青くなった時もありました。
でも色々考えれば考えるほど楽しくなって、「練習を一生懸命してるうちにいつの間にか仕上がっちゃったを目指しましょう」と最初に言っていた通りになりました。
これも前の年の経験と、テニスも関東大会に行くほど頑張っているので集中力がすごかったのではないかと思いました。
毎回レッスンの最初と最後では演奏が違うので驚いていると育叶くんのお母さんに言われましたが、それだけ吸収力もあったのではないかと思います。
流石に最後の1、2週間は微妙な直しに入りましたので、出来ればテニスをセーブしてピアノの練習を増やして欲しいと話しました。カワイの時も同じ話をしましたので、最後は自分で積極的に練習出来たようです。
その努力が実りましたね。
参加人数は募集がいつもより遅れたためか少なかったのですが、どの人が入賞してもおかしくない演奏が続いた印象で、最後まで目が離せませんでした。会場に着いた時、県外の車が目について、もしかして、、と考えた内容だったと思います。
育叶くんの演奏は、時々見せるひょうきんな素顔が信じられない程、繊細で美しく、そして大胆な(力強い)演奏だったと思います。
堂々としていましたね。
久しぶりの美里で少々緊張もしましたが、こんなにワクワクしたのも久しぶりだなあと思いました。
コンクールは入賞出来ればもちろん嬉しいですが、結果以外にも指導中はいつもワクワクする事が多いです。
生徒さんがグレードに頑張って合格した時もワクワクするし(厳しくしていても)、グレードとかではなくても、今回おさらい会があるのですが、好きな曲を頑張ってニコニコ笑顔で弾いている生徒さんを見るとワクワクします。いつの間にかワクワクする気持ちが増えた気がします。
ワクワクを追求して行けたら楽しいでしょうね。
でもそのためには、やはり努力は続けないとですね。