2012.10.31
今年も有難いことに、町のホールで行われますN中学校の合唱祭の外部審査をさせて頂く事になりました。
昨年も、とても印象に残る合唱祭でしたが、N中創立20周年記念となりました今日の合唱祭は素晴らしかったです。
どう素晴らしかったかといいますと、音楽科の先生もお話されていましたが、全ての人が歌が上手いわけではない、高い声が上手く出なかったり、低い声が出せなかったり、合唱自体があまり好きでない生徒もいる中で、クラスごとに話し合ったり、団結して作りあげた合唱であったということです。
まずはクラス、そして学年、それから学校全体が合唱祭を通して1つになったというお言葉も納得が行きました。
時間もあまりなかったようでしたので、実はちゃんと歌えるのか心配しながら会場に向かったのですが、1年生の初々しい合唱の後、2、3年生が合唱らしい合唱を聴かせてくれました。
1年生は、クラスの人数も少なめでしたので、(特に女子)大変でしたでしょうが、なかなか清々しい合唱でした。
2年生は女子が多く、バランスがとりやすかったのではと思いますが、言葉をきちんと相手に伝えようとする姿勢に好感が持てました。
そして特に、クラス全体で作り上げる合唱という印象を強く受けました。
3年生ですが、学年合唱の大地讃頌のハーモニーがとても見事でした。
特に男子のテノール、バス共に安定した合唱が多く、さすが3年生と感じました。
女子が少ないので、やはりバランスのとり方が難しい感じは受けました。
それでも、あのハーモニーを作りあげられたのは凄いことですね。
昨年は、強弱などの点から投票させて頂きましたが、今年はどのクラスも良く考えて歌われていましたので、より感銘を受けたクラスに投票させて頂きました。
※指揮者賞、伴奏者賞は練習も含め、音楽科の先生が決められています。
しかし、金賞がとれなくても、また個人の賞が取れなかったとしても、皆さん本当に良く出来ていましたので、あまりがっかりして欲しくないなと思いました。
教室の生徒さんたちも、たくさん頑張っている様子が見られてとても充実した1日でした。
ありがとうございました。