2019.11.18
1月に友人の利根川さんが急逝されまして、私もその告別式の日に気が動転していたのか上腕骨幹部骨折という大怪我をしました。
一瞬ですが左腕の感覚が麻痺して腕が無くなったと錯覚してしまい、「どうしよう、、」と何度か呟いていたのを覚えています。
でも亡くなってしまった利根川さんの無念であろう気持ちを考えると、その痛みも不思議と我慢出来たのでした。
リハビリを続けて腕が段々と動くようになり、彼女が音楽祭の為に選曲したという おひさま という曲を、代わりに弾いてみたいと思うようになりました。
声部が4つに分かれたり、難しい音もかなりありましたが、皆さん忙しい中で各々練習されて段々と形になって行きました。
そんな時、何故彼女がここにいないのかと、何度も思いました。
合唱伴奏は責任があるので、私はソロ曲よりも多分緊張します。
また、久しぶりなこともあり、当日は振り返る余裕がありませんでしたが
2曲めのおひさまの出だしのところで 、多分いつものように、彼女を感じていました。
会場で聴いていてくれていたのでは、、と思います。
次の日、彼女の家のお墓に報告に行って来ました。
またバレエの発表会見に行きたかったなあ、、そう呟いていたら、悔しくて涙が出ました。