2019.10.26
普段、練習している部屋とホールは当たり前ですが、違います。
ホールで音を響かせるのは簡単ではないと思います。
そのために基礎練習を積み重ねて、努力する必要があると思います。
音の響きは、ホールによっても、ピアノによっても違いますから、考え出したらキリが無い話かも知れません。
が、その事に気付いているかいないかでも、音に差がついてくるのではないでしょうか。
コンクールに参加すると、自分の出す音が分かってくると思います。
写真は教室でも初めてのブルグミュラーコンクールに参加した金子実澪さんです。
台風で道路が冠水した場所を避けながら、無事会場に到着しまして(車を避難させていて取りに行けない状況だったため、私は初めて保護者の方の車に乗せていただきました)参加者は全員揃いましたが、審査員の先生が2名変更になったりしていました。
出だしがちょっと惜しかったかな、、という演奏で、結果は奨励賞でした。
帰りの車の中で、「もう少しこうしたら良いね、ああしたら良いよ」
と話しているうちに
「いつも出来ているんじゃ?」
となりまして、「緊張してたの〜?」となりました。
録音していただいたものでも確認しましたら、やはり前半が別人の演奏のようでした。
(音が全然鳴っていないし、強弱が逆になっているように聴こえる、、)
緊張しているように見えないのですが、緊張してしまうのですね。
でもその緊張に負けない気持ちを持てるようになれたら良いですね。
そして、ホールに美しい音を響かせられるように一緒に考えて行きましょう。
本人の欲しかった優秀賞に本当にあと少しだったので、また頑張って欲しいと思いました。
今回のコンクールでは、よく知っている曲ではありますが色々と考えて組み立てられた曲を何曲か聴くことが出来まして、大変勉強になりました。
指導者としても頑張らなくてはと、良い刺激をいただきました。
※今までのおさらい会の会場が浸水でしばらく使えなくなってしまい、来年は違う会場で行うことになりました。
12月頃詳細が決まりますので、しばらくお待ちください。