2016.11.07
気づけば、もう11月。
今年の11、12月~1月にかけて行事が多いので、初めてちゃんとレッスン用ノートの他に手帳をつけています。
3日にみなとみらいまでユリアンナ・アヴデーエワのピアノ・リサイタルを聴きに行って来ました。
1時間40分くらい電車の中でしたが(遠い)、直通で行けるのは便利でした。
木々のざわめきやら、明るい日が差し込むような風景が、ベートーヴェンの「告別」の再会の終楽章から感じられ、良い気分になりましてサインの列に並ぶ決心をしました。
後半はリスト。
アンコールがショパンでした。
途中で退席してしまったら、最後がまさかの英雄ポロネーズで残念でした。
でも、アンコール要らないのでは?と思うほど充実感がありました。
ロシア語では全然無理だなとか呟いていると、後ろにいた方が、「英語通じますよ」と教えてくださり、また色々考えていましたら(喋れないけど)、通訳の女性と共に登場されました。
通訳の方がいるので、ついテンションが上がりまして、「音楽の使い(使者)のようです」
と通訳の方に話しましたが、うまく伝えられなかったかも知れません。
後で、後ろにいた方に「ちょっと難しい言葉を使われてましたね。もっとシンプルな方が良いです、シンプルでないと(通訳は難しい)」と言われました。
その方は、台湾でもユリアンナさんのコンサートに行かれたそうです。
近くで見ると小柄なので、男性ピアニストのような迫力を出すのは大変なのだろうなと思いましたが、上腕を上手く使われて音を遠くに飛ばしている感じでした。
反面、繊細な音の作り方が、なかなか真似が出来ないのではと思うほど繊細でした。
(これはあくまでも個人のコンサートにおける感想ですので、よろしくお願いします。)