2022.03.08
こんにちは🎹
今日は、音楽用語その2 ✨
カンタービレ❣️
昔、のだめカンタービレというアニメがありましたが、ご存知の方いらっしゃいますか❓
カンタービレとは、歌うように、という意味です🎵
歌の国イタリアでは-子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでみんな歌が大好き。
カンツォーネからオペラまで、街中に歌があふれています。 こんなに歌好きになるなんて、いったい学校でどんな音楽の授業を受け てきたのでしょうか❓
実は、イタリアの小学校には日本のように、決められたカリキュラムに沿った音楽の授業はありません。 「えぇ!」と驚かないで。 これはホント🤭
だからほとんどのイタリア人は楽譜を読むことも、楽器を弾くこともで きません。
ましてピアノのある家なんてほんのわずか💦
じゃあ、どうして みんなあんなに歌が上手なのでしょう??
古くからイタリアには音楽は習うものではなく、
〜「自ら発散するもの」 〜
という考え方があります。
つまり上手い下手は関係なく!!
自然に湧き出る気持ちをそのまま音にのせて表現する、 それが音楽なのです。
Cantabileはもともと、 「歌う」 という意味のCantare カンターレが原形です。
声楽でも器楽でも、 その基本に「歌」があります。 歌うように奏で、なめらかに流れるように歌うーー✨
この美しい Cantabile の世界が人に伝わったとき、はじめて感動が生まれてくるのです👏
かつて、ショパンは弟子から「どうしたらピアノが上手になりますか?」 と尋ねられたとき、 「イタリアのオペラ歌手の歌を聴きなさい」と答えま した。 いかにショパンが音楽を表現するうえで、 Cantabile の大切さを 知っていたかを物語るエピソードですね🙏
🎀ワンポイントアドバイス🎀
Cantabile で大切なのは、まずレガート。
フレーズをなめらかに、 気持ち良いテンポで美しく歌いましょう。
無理して大声で買うと、のどを痛めてしまいますよ。
それは楽器でも同じ。
美しい音を心 がけて・・・。
カンタービレ!