2021.04.05
坂戸市やなぎピアノ教室です🌳
いつもご覧くださり、本当にありがとうございます❣️
今日のお題は、昨日の続き・・、ピアノの椅子のお話
✨➡理想の高さを追求するあまりに、大変なことに・・・❓
巨匠たちのトンデモエピソード😂
その一例を、ご紹介致しましょう㊙️
🔷巨匠ピアニストたちのイスへのこだわりは半端ない❗❗
①ベンチタイプの脚を極端に短く切り落とした イスを世界中に特ち歩いていたのは、イギリス のピアニスト、スティーヴン・コヴァセヴィッ チ。
②ベネディッティ·ミケランジェリは、鍵盤 に体重を乗せるためか、前脚の部分だけ短く切 ったイスを使っていました。
長身で腕も足も長い彼は、 普通のイスの高さでは、足がピアノにつっかえて しまうらしいのです。
ホント〜❓(笑)
🎶改造イスを使うピアニストは、案外、多いのです(^o^)
③🔶グレン·グールドが高さ30cmほどの低いイ スを持ち歩いていたのは有名です。
子どもの頃に 父親が作ってくれた特製の折り畳みイスで、レコーディング中にイスの軋む音が鳴ってもお構 いなし。
猫背のように前屈みになり、手首が鍵盤の下に位置するような窮屈な姿勢で弾くのが常でした。
高さの微調整に夢中になるあまり、オーケストラを30分もスタンバイさせたまま にして、指揮者を激怒させたこともあったそうです(汗)(笑)🤣😡😠😤😱
🔴総じて背の高いピアニストはイスの低い派が 多い。
小柄なマウリツィオポリーニは低い派ですが、こちらは胴長で腕が長いという理由から。
🔵一方、極端に高い イスを好んだのは、 スヴァトスラフ・リ ヒテル。
とある公演先で、びっくりするほど高くセッ ティングされたイスの高さに現地の調律師が、これは間違っていると反対したほど👣
リヒテルは、低いイスに 否定的で
、「座り 込んでしまっては 体に力が入らない。
指に力が入らない」 と、椅子 高い派のままベートーヴェンもショパンも弾き通したそうです😤
🔶🔷ベンチタイプを使うピアニストが多い中、日本の第一人者ピアニスト、中村紘子さんは一貫して背付きイスで通しました。
しかも 高い派で、上から思い切り圧力をかけて弾くダ イナミックな演奏が彼女の特徴。
「イスは、ピアニストの精神性の表れそのもの」
タッチが軽いか 重いかという鍵盤のタイプや、プログラムによ っても微妙に高くしたり低くしたり調節すると 良いそうです。
そして、年齢と経験にしたがって、 求める高さのフィット感も変化していき、
演奏の完成度を追求するにつれて、求める理 想の高さも変わっていくようです❣️
コロナが終息して、 コンサートに行く機会ができたら、ぜひピアノの椅子にも注目してみてくださいね👩
本日も最後まで、お読みくださり、ありがとうございました❗