2021.12.31
2021年も新型コロナウイルスの動向に影響を受けた一年でした。そんな年の瀬に、とある記事から素敵な言葉を学びました。
「涵養」カンヨウ。
水が染み込むように少しずつ養い育つ。
一つのものを、何度も読み、書き、時には抜き出して弾いたり、歌ったり、調べたり。
ゆっくり味わい、時間をかけてその課題と向き合う。
欲しい情報がスピーディーに、効率よく得られ、すぐにできて使えることが良しとされる今日。生徒さんとのレッスンにも同じような価値を求められているように感じます。
何百年も前に作られた古典の作品の基本とされる音楽の奥深さを知る楽しさが、知らないうちに、心と体に染み込ませることができたらいいなあ‥。
馬ではなく牛になる。牛になることはどうしても必要です。夏目漱石の言葉です。
早く進めて、大切なものを忘れていないか、自分本位になっていないか、たとえのんびりでも焦らず、根気よくじっくり考えることが大事。
牛の年は今日でおしまい。
音楽のテクニックや学習も、当たり前の事を身につけるためには、ゆっくりと急がす時間をかけて向き合っていくことが大切🎶
行く年をふりかえりながら改めて感じました🐮
Diletto♪♪