2020.02.07
生誕250年を迎える今年は、世界各国でベートーヴェンの作品を演奏すると思います。
私も、久々にソナタ集を引っ張り出して、つらつらと弾いています。
学生時代や講師になったばかりの頃は、テストの為に弾かされていたので、
作品の良さに気付くよりも、自分の下手さ加減にゲンナリしながら、練習していましたね〜。
改めて弾いてみると、本当に名曲がたくさんで、やはり偉大な作曲家だなぁ、
もっ〜〜〜〜っと勉強したいな〜、と思えます。
まっ、相変わらず上手くは弾けませんが(汗)
お世話になった先生方の忍耐力に敬服します。
どう指導しようか悩ませた生徒だっただろうな〜。
あっと、ついつい昔を思い出して脱線しました。
ベートーヴェンの素晴らしさは、曲の構築性でしょうね。
本当によく考えて作られている。
大好きなモーツァルトは超天才なので、色んなメロディーが次から次へと浮かんできます。
1つの作品にあれもこれも、素敵なメロディーで溢れています。
多分、それほどアイデアが沢山出てくるタイプではないベートーヴェンは、
メロディーを変奏したり、分解したり、しかもよく考えられた建造物の様に、
素晴らしく構築されています。
モーツァルトとは違う才能なんですね。
世界的、歴史的天才達でも、色んな能力に分かれていますね。
生徒さんの才能も、十人十色!
ベートーヴェンの練習で、それぞれの良さを伸ばしていこうと思った日でした。