2019.07.03
7月の発表会に出演する生徒さん達、あと1ヶ月弱、一緒に頑張りましょう。
大体、暗譜が出来てきた生徒さん。
これから、どんな仕上げをしていこうか、テンポの速い曲なので、どのくらい引き上げていこうか、
考えながらレッスンしています。
テンポの速い曲は、発表会本番で、いつものテンポに保つのを気をつけないと、なんです。
両手で最後まで弾ける様になってくると、いわゆる「弾き飛ばし」が始まる事があります。
特に指が”良く回る”(速く動ける)方は、音楽表現無しで早弾きしてしまうんですよね。
難しいゲームに挑戦している様な感じかな?
速く動く事、そのものが楽しくなってしまうんですよね。
音楽は、伝えるものなので、表現していないとなんとも味気ない。
ロボットの早口言葉みたいにならない様に、
弾ける様になったら”すっご〜くゆっく〜り”練習をオススメしてます。
本番テンポの倍テンポくらいで弾いてみると...、
せっかちな方は、ドンドン元のテンポに近づいちゃう。
人間って、退屈には耐えられない生き物かもしれませんね。
そこを、本番で気持ち良く演奏出来るために、ちょっと耐えてみてください。
自分が何を意識して、何を意識していないか、チェックできると思います。
それに暗譜の練習にも、オススメです。