2019.09.29
先日、SKオーナーズクラブからの招待で、カワイコンサートNo.2293「安並貴史&務川慧悟 ピアノジョイントリサイタル」に行ってきました。
場所は浜松アクトシティの中ホール。半日休暇を取り、新幹線で日帰りの慌ただしい中でしたが、本当に行って良かった❗と思える素晴らしいコンサートでした✨🎹
昨年の浜松国際ピアノコンクールを再現したかのような演奏🎵実際コンクールでSK-EXを弾いて入賞されているお二人なので、ライブでコンクールの模様は拝見していたのですが、リサイタル当日のステージのSK-EXは、佇まいと言い存在感が圧倒的で、本当に素晴らしい音を奏でていました✨
お二人の得意なドホナーニとラヴェルを中核に据えたプログラム。4曲ずつの短い選曲にも、緩急揃えた多彩な内容のプログラムで、お二人のテクニックも素晴らしく、またSK-EXの魅力を余すところなく引き出していて、本当に贅沢な時間を共有させてもらいました…
まだ20代のお二人の、今後の演奏家としての活躍に益々期待が高まります。それにしても近年稀にみる、日本人若手男性ピアニストの充実ぶりには目を見張るものがありますね…。
浜松国際入賞の4人、牛田智大さん、今田篤さん、務川慧悟さん、安並貴史さん、昨年生演奏を既に聴いたチャイコフスキー国際コンクール2位の藤田真央さん、ピアニストとしての演奏活動のみならず、合唱曲の作曲や、オリジナルのCDレーベルを立ち上げアーティストのプロデュースまでこなす、多彩な才能を発揮されている反田恭平さん…皆さん20代のピアニストですが、曲の解釈やアプローチが自然で素直で、作曲家に敬意を表した姿勢が感じられます。今現在も素晴らしい演奏だけれど、20年30年後にどのように演奏が変化しているか、将来が楽しみな若手男性ピアニストばかりです。
帰りに少し時間があったので、迷ったけれど弾いてきました🎶新幹線コンコースにあったストリートピアノのSK-5🎹
思い切って行って良かった。また浜松に帰ってきたい…私の心の中にもピアニストとしての原点がここにある…。帰りの新幹線の中で、漠然とそんなことを感じながらコンサートの余韻を楽しんだ夜でした。