2023.06.30
今月初めのピティナピアノステップで、Rちゃん20回表彰とKちゃんが15回表彰を受けました。2人とも小学生の時は幾つかのコンクールにトライして、コンクールの前にはリハーサルでステップを受けたりしていました。中学生以降は部活や塾が忙しくなってピアノの練習時間は確保しにくくなって来ますが、小学生の頃に
いっぱいステージ経験を持つ事で、細く長くピアノ人生を楽しんでくれています。
私はコンクール推奨派では有りませんが、色々な曲との出会いが有るという意味では、先生も生徒も成長するきっかけにはなると思います。教室としてご案内するステップは2年に1度ですが、コンクール本番前のリハーサルとしてステップを利用したり、提携コンクールの場合も1回カウントされるので、、そういう意味で2人の生徒ちゃんはそれぞれ20回や15回と回数を積み重ねて来たことになっているのですね。
今回23ステップで受験した小学生達も、頑張って演奏して評価としてはSやAいった高評価を頂く事が出来た生徒さんが多かったです。励みになったと喜びの声が本人や親御さんから沢山聞けて私も良かったです。褒めてくださるコメントや高評価に対しては素直に喜びましょう。今は教育方針的に褒め育て時代。それはとても大切な事だと思います。一人一人の良いところを見つけて伸ばして行く。でもその反面課題と向き合う力が弱くなっていて、課題を指摘されると急に元気がなくなってしまうという傾向があるということも感じます。進歩しているからこそ次に進む為の課題を指摘することもありますね。厳しいかもしれませんが、課題を指摘された時こそ成長のチャンスと捉えて欲しい部分も有ります。なかなか難しくて上手くいかない時などはお家の方に応援をお願いすることもあるとは思います。一度のレッスンではクリア出来ず何度も同じところをアプローチを変えて練習することも有ります。もちろん課題を持ち越して次の曲に移ることも有ります。一人一人の成長に合わせた指導を考える今日この頃です。
ピアノに向う事で、忍耐力、協調性、本番力、向上心
等など、色々な事を身に付けて欲しいですし、お家の方の応援サポートもお願いしたいと思います。。