2023.02.16
小学1年生からレッスンに来ているK君。
野球少年で、スキーや山登りととてもアクティブ。でもジッと座っているのはどちらかと言えば得意ではないのかな。。。
レッスンでの譜読みや部分練習など集中させるにはなかなか難しいところもあります。でも、曲が完成してくると断然安定感が出てきて、いつも発表会やクリスマス弾き愛の演奏では、お客さんから「あの子の音、素敵!」とか「カッコいい」とかそんな感想を頂きます。6年生になって 、譜読みは大分早くなりましたが、曲も難しくなって行くので、やはり細かい練習はまだ苦労が有りますが、、、
そのK君今回何と、卒業を祝う会でみんなで演奏するピアノパートを任されたようです。「英雄の証」というゲーム音楽で、なかなか複雑な和音と変拍子のリズム。譜読みも弾くのも大変そうですが12月からレッスンして、とてもカッコよく弾けるようになって来ました。
そして、みんなで歌う合唱曲も下のパートは音取りが難しいらしいのですが、音楽の先生に「君が一番音が取れてるから、みんなを引っ張ってあげて」と頼まれたようです。
ソルフェージュクラスでも、なかなか音取りに苦労していた時期も有りましたが、1年生から、レッスンでなかなか思うように出来ない時も、諦めずにずっと続けてきた成果があるんだなぁ。。。と実感しました。
弾ける様になった曲はどれも楽しいらしく、ピアノの前に座ると、勝手に弾き始めます。
私がレッスンの注意事項を話してる間も勝手に弾き始めます、「先生が話している時は、お話聞こうね」この言葉も何回言っている事か。。。
でも、こう言う行動する子に、先生の今のお話の内容は?と聞くと、言えない子が多いのに、
何故かK君は、ちゃんと言えるんですよね。
色んなタイプの子供。可能性も様々!