2020.12.27
2020年も残すところあと5日となりました。
私の周りの人たちからも口を揃えて「今年はなんだか変な一年でした」と、物足りなさを滲ませた言葉が聞かれます。
私も、12ヶ月のうちの2ヶ月くらいの記憶と言うか、印象が薄い…そんな年でした。
でも、11月に、生徒さんからの後押しも有り、無事にミニミニコンサートを開く事が出来ました🎶
前にご報告した通り、お楽しみのコーナー(ティータイム、小物楽器等を使ったアンサンブル)は無しの、演奏のみのコンサートでした。
後日、皆さんに感想をいただきました。
・自分のお気に入りの曲を弾けた生徒さんは、「この時上手くいかなかったトゥリルをこれからも磨きたい」
・2曲弾いた生徒さんは、そのうちの1曲が「いつも出来た所が上手くいかなくて、納得いかなかった」と。
こんな小さな会なのに、ちゃんと反省してくれるなんて!先生としてはなんだか嬉しい!
・オーボエを披露してくれた生徒さんは「はじめは驚いたけれど、母と演奏する機会が出来て楽しかった」と言ってくれました。
・オーボエの伴奏をしてくださったお母様は「合奏が本当に楽しかった。目標を持って練習出来ることが有り難かった。次の曲がやりたくなった」と、生徒さんに負けないくらい前向きな言葉をくださいました。
・人生の先輩の生徒さんも、「帰りの車で、家族と楽しかったね!と話しました」と書いて頂きました。
少人数で1時間強の本番でしたが、やはり小さいとは言え人前で演奏することの大切さを改めて実感しました。
コンサート後、体調をくずした方も無く、本当に安堵しています。みんなが普段から感染に対して充分に注意を払っている証ですね。感謝です。
今年はベートーヴェン生誕250年と言うことで、私もベートーヴェンのなにがしかを弾くつもりでしたが、当日が近づくにつれ、生徒さんの間に紛れもなく鬼滅のブームが押し寄せて来ていたので、下手くそでしたが「竈門炭治郎のうた」を弾いてしまいました。
(でもこれがウケてしまいました😅)
息の詰まるような一年でしたが、私たちはなんとか止まること無く前向きにピアノを続けることが出来ました。
今のこの時期、細心の注意を払い、これからも教室を続けていきたいと思っています🎹🎶