2019.09.22
年中さんのN君のレッスンで感じたことです。
N君は、頭の回転がとても速く、そして思ったらすぐに行動!の男の子です。
そのせいか、一度目にほぼ間違えずに弾けたら即!次の曲が弾きたいタイプなのです。
先生としては、もう少し細かく直したい箇所があるのに、すぐにページをめくってしまうN君をなんとか引き留めて、いくつか直して貰う、そんなレッスンです。
今、ステップに向けて頑張ってくれています。先日も、フレーズを切って弾くべき所が繋がってしまっていたので、手をあげて、と言うと10センチぐらい上がってしまうのです😔
案の定、次の音は空中から叩きつけるようになってしまい、何度も直そうと思ってもその手の動きが直せません。最悪なことに、10センチ上から落とすので、音も間違えます⤵️
N君もさすがに、これはまずい!と思っているようです。
そんな上から弾いてはミスが増えるよ、音が汚いよ、など注意を重ねても、顔は笑っていて、少しふざけているようにも見えました。
歌のように、息をしてみようか、などと言葉を変えてみたり、色々挑戦して、お母様とも、次回のレッスンまでの宿題ですね…と話していた時、突然N君はフレーズの切れ目をさりげなく切って、次を美しく繋げて弾けたのです!
お母様も私も、あ!出来た!とびっくりやら嬉しいやら!
まだ年中の男の子、一度ふざけだすと暫く戻らないお年頃だから…と思っていましたが、N君の頭の中では、どうしたら直るのかちゃんと考えながら弾いていたんだなって、感心しました。
凄いな!N君!これからも成長が楽しみな生徒さんの一人です😃