以前、楽譜に書き込まれるとイラッとしてしまう生徒さんがいらっしゃいました。「音符が見えなくなっちゃうよ!」
せっかく自分なりに練習してきたのに、あーだこうだと一方的に言われても。。その気持ちもよくわかります。
こんな時どうしたらよいのでしょう。
レッスンはじめ、もしくは曲を弾く始めに「どんな時間にしたいですか?」と聞くことを始めました。
「ここを上手く弾きたい。」「ここまで聴いてほしい。」「〇〇を気をつけて弾く。」
はじめは戸惑っていた生徒さんたちもポツリポツリと言葉がでてくるようになっています。
「こんな練習方法がありますよ。」「気をつけて弾けたましたね!!頑張りましたね。」
生徒さんが思っていることに対する答えだから、生徒さん自身もすっと受け入れることができるようです。
ここ数年コーチングを学んでいます。我が子との明るい未来が想像できず、このままではまずいと思ったことがきっかけですが(^^;)
コーチングで学んだことで、生徒さん主体のレッスンにかわってきているように思います。
「できていない。できていない。」
そんな生徒さんには「できていないのでなくて、今以上に素敵な演奏になるために。」とお伝えしています。