2024.12.04
昨晩はアクロスのシンフォニーホールでブーニンのリサイタルへ行ってまいりました。
ご自身のファツィオリ持込みで、ファツィオリジャパンの調律師さんが直前、休憩中、と丁寧に調整されていました。
10年に及ぶリハビリの闘いの後、
紡ぎ出される音にブーニンの強い信念と想いを感じました。ペダリングが気になったり、ミスタッチも所々ありましたが、それを帳消しにする想いの音源化と音楽的構成力はとても勉強になりました♡♡♡
♪
遅まきながらファツィオリのコンサートは今回が初めてで(汗)
スタインウェイは《点》で発音し華やかな音色ですが、ファツィオリは《面》で発音し、大らかな音色、という印象を受けました…
明るくてのびのび、素直、そんな印象です。
とても美しく、楽しい夕べを過ごす事が出来ました。こんなピアノを人が創り出し、弾き、聴衆を魅了して豊かな時間を共有する。人間とは何と素晴らしいものでしょう… 作曲家は言わずもがな。
人って凄いな。
貴方も、
貴女も、
私も!
創造性の塊なのですね…
プログラム♪
ショパンのノクターン20番「遺作」
ポロネーズ1番
前奏曲「雨だれ」
ワルツop69-1
プーランクの3つの小品op.48
シューマンの小品集op.99
アラベスクop.18